お盆を前に帰宅されました。

8月に入り南相馬に帰宅する方が増えてきました。本日帰宅用のバスが片品村から出発しました。
「こころの箸袋プロジェクト」で大活躍の方も帰宅し、また、子供達も帰宅することになりました。
片品村に当面住む事を決意した家族の子供達を除けば、きょうの帰宅バスで子供達は0となります。
今まで、「じぇじぇ・あがっせ」で元気いっぱい遊んでいた子供やバスケットの部活で汗を流していた高校生も帰宅しました。この帰宅で現在86名が片品村に滞在しています。
これから、南相馬での生活が始まります。
元気にお過ごしくださいますようお祈りいたします。

やんちゃな青年が旅立ちました。

8月4日のブログで断髪式を決行した青年が、無事志望した会社で働くことが決まりました。社長が面接の為に、わざわざ片品村までお越しになり、面接をしていただき、その結果採用となりました。
本当に良かったです。これから、前橋で頑張って働くとのことです。
今日、一旦荷物を取りに南相馬へ帰り、そして社長が用意していただいた住宅に入居するとのこと、本当にうれしい旅立ちのお手伝いができました。
これから、厳しい現実に直面すると思いますが、その環境から逃げることなく、立ち向い、新たな人生を切り開いてもらうことを願っています。

地芝居への誘い


昨日8月6日は、渋川へ歌舞伎の観賞会でした。ぐんま郷土芸能助っ人塾のみなさんからのご招待をいただきました。渋川の上三原田歌舞伎舞台、現地に行ってみると小さな建物ですが、その建物が歌舞伎舞台となった時は、倍以上の大きさになり様々な仕掛けを持ち、その舞台装置を操作するのが80名程の地域の人々が昔から伝承された技で操作するとは、群馬県の文化度には驚かされました。そして、地域でこのような歌舞伎が伝わって継承されていることも驚きでした。







ゆり園観賞会、沼田まつり

先週も、何かとイベント続きました。8月2日は、ゆり園観賞会(岩鞍リゾート様からのご招待)で皆さんゆっくりとゆり園を観賞されました。8月3日は、沼田まつりの観覧(沼田市役所様からのご招待)沼田まつりがこんなにも盛大で、まつりに参加されている方々がおおいに盛り上がっり、楽しんでいることが素晴らしかったです。


あるやんちゃな青年の決断


青年とは、いくつまでを青年と言うのか判りませんが、青年会議所や商工会青年部でというと39歳以下で卒業となるので、それまでは青年ということになるのでしょうか。

ある青年が、南相馬から片品村に来て、4ヶ月が過ぎ、そろそろ避難から自立に向けての活動をはじめなければならない時期となって来たようです。片品村に来た当初から何かと目立つ存在で、いろいろとやんちゃな話題も多くあったようです。その彼がここに来て、どうこころを入れ替えたのか判りませんが、散髪をしたいとの申し出があり、以前ボランティアでお越しいただいた方に問い合わせたところ日程的に難しいとのことで、本人に伝えたところ、私でもいいから髪の毛を切り、坊主頭にしたいとの申し出があり、先日断髪式を決行しました。



それと前後して、この青年は「こころの箸袋プロジェクト」にも積極的に参加するようになりました。きょうは、第二回の箸袋の配布日、午後から「むらんてぃあメンバー」とその青年が一緒になって注文をいただいている宿泊施設に箸袋の配達をしてきます。
今週末は、ある企業の社長が前橋からお越しになり、彼を面接するとのことです。
うまく就職が決まることをこころから願ってます。

「風の盆 越中おわら節」

「風の盆 越中おわら節」の保存、普及をしている「越中八尾おわら道場」の皆さんが、被災地支援の為に、仙台・盛岡へ週末いらっしゃいました。その帰路の途中、わざわざ片品村に立ち寄り、南相馬の方を元気づけたいとのことで、昨日お越しになりました。この越中おわら節は、みなさん良くご存じなので、南相馬の方が40名以上、片品村の方も35名程お越しになり、「じぇじぇ・あがっせ」のイベントでは最高の80名近くの方がお越しになり、大変盛り上がりました。

三味線と三線が織りなすゆったりとした音色と柔らかい歌声、そして、優美な踊りで、皆さん別世界に吸い込まれたような感覚を覚えたのではないでしょうか。

代表の庵さんが急遽決断されて、お越しいただきました。誠にありがとうございました。