あるやんちゃな青年の決断


青年とは、いくつまでを青年と言うのか判りませんが、青年会議所や商工会青年部でというと39歳以下で卒業となるので、それまでは青年ということになるのでしょうか。

ある青年が、南相馬から片品村に来て、4ヶ月が過ぎ、そろそろ避難から自立に向けての活動をはじめなければならない時期となって来たようです。片品村に来た当初から何かと目立つ存在で、いろいろとやんちゃな話題も多くあったようです。その彼がここに来て、どうこころを入れ替えたのか判りませんが、散髪をしたいとの申し出があり、以前ボランティアでお越しいただいた方に問い合わせたところ日程的に難しいとのことで、本人に伝えたところ、私でもいいから髪の毛を切り、坊主頭にしたいとの申し出があり、先日断髪式を決行しました。



それと前後して、この青年は「こころの箸袋プロジェクト」にも積極的に参加するようになりました。きょうは、第二回の箸袋の配布日、午後から「むらんてぃあメンバー」とその青年が一緒になって注文をいただいている宿泊施設に箸袋の配達をしてきます。
今週末は、ある企業の社長が前橋からお越しになり、彼を面接するとのことです。
うまく就職が決まることをこころから願ってます。