南相馬の方が登場しました!

昨日、花咲地区で交流会がありました。その交流会の模様をメールでいただきましたので、そのまま掲載させていただきます。

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昨日、花咲に宿泊されている南相馬の皆さん声をかけ、お焼き作りとお三味線と民謡を聞く会を花咲交流館をお借りして開催しました。

趣味の話からとんとん拍子に話が進み今日の運びとなりました。司会も進行役も南相馬の方にお願いして私達は場所、材料の準備をしました。お焼きつくりから参加した人、民謡だけ聞きに来た人等30人ちょっとかな?が集まりました。受け入れ宿の人や踊りのグループのおばあ達も協力してくれてまずまずの会になりました。子供達はちょっと退屈だったかもしれませんね。
皆さんの心境を察するに「自分達よりひどい被害に合った人たちがいるのに手放しで唄や踊りは踊れない」と思っているのではないかということを感じました。


民謡でチャンピョンになった奥さんとお三味線のお師匠さんの旦那さんの一生懸命な姿は涙を誘いました。あと1年で定年を迎える先生の司会も見事で少しは気持ちがほぐれたのではないかな・・とも感じました。

鐘を使う民謡もありましたが、鍋をさかさまにして代用するなど心温まる場面もみられました。
私の主旨としては特別なことではなく、散歩をしたり、温泉に行ったりする一環として今日の催しを段取りした、と思っています。だから誰が浮かない顔をしていたとか食べが悪かったとか小さいことはあまり気にせず普通に接することでみなさんに日常を段々取り戻して欲しいというのが願いです。

縁の下の力持ち活動をモットーのこれからも暮らして生きたいと思っています。

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花咲地区のみなさん、本当にありがとうございました。私もこの会を拝見させていただき、民謡を聞き思わずもらい泣きをしてしまいました。「片品むらんてぃあ」では、早速この南相馬の師匠にお会いして、片品村全域で南相馬の民謡を歌っていただくようにお願いしました。師匠はその場で快諾していただき4日月曜日から始動することになりました。

「片品むらんてぃあ」だけの思いで活動するのではなく、南相馬の方々も一緒に活動していただける一歩がスタートできそうです。
嬉しい出会いをいただきました。南相馬の方々が少しでも元気になり、本当に必要としていることに焦点をあてる活動を進めていきたいと願っております。