神戸へ旅立ち



約40日間、南相馬からお一人で避難された全盲の方が昨日子供さん達の住む関西へ移られました。「むらんてぃあ」としては新幹線の最寄り駅までお送りすることになり、高崎駅までお送りしました。神戸に住むとのことで、被災者用の住宅が提供されるとのことでした。
高崎までの移動中に、いろいろとお話をお聞きすることができました。40日間全盲の方を引き受けてくれた宿泊施設の方や同時期に避難された方々には、大変お世話になり、感謝していると仰っていました。また、片品村に滞在した事は良い思い出ができたとのことです。

前々日に届けて頂いた手縫いの手提げをプレゼントさせていただいたところ、ちょうど手提げが欲しかったのとおっしゃっていました。届けていただいたみなさんと欲しい方のタイミングが旨く合い、喜んでいただけた「受け渡し」ができたことはありがたかったです。

その日の午後、連絡があり、無事に新神戸に着かれて子供さん達と逢われたそうです。
どうぞ元気で健やかにお過ごしいただくことを願っています。