南相馬の三味線師匠 再登場!

4月4日は、本当に朝からバタバタものでした。理容美容師の方々へどこの宿に廻っていただいたらいいかコースの打合せに時間がかかったり、鍼灸師の方々もお越しになったり、文化センターでは支援物資の配送業務で猫の手に協力をお願いしておりました。
そんな中でも、三味線の師匠様にお願いし、少しでも多くの方に相馬盆歌を聞いていただきたいとお願いして、「しおじり」旅館でお借りした広間のステージに立っていただきました。師匠の田中さんは日頃から慣れていることもあり軽妙な話しをしながら歌に入るのですが、途中感極まって涙ぐんだり、花粉症で鼻をかんだり、ちょっとした笑いとちょっぴり故郷を思う語りで30名程の皆さんと交流されました。
















田中さんは、故郷である南相馬でラーメン店兼民謡カラオケ居酒屋をされていたこともあり、片品村のラーメン屋で働くことになったそうです。南相馬に戻っても、店におこしになるお客様を見込むことは難しいと判断された決断だそうです。ラーメン店で働いても、南相馬の皆様の前で歌をご披露されることと思います。きょうはその為に家財道具と三味線や衣装を取りに南相馬に戻られていますが、数日中には片品村に戻られるとのことです。「むらんてぁ」としては、多くの南相馬の方に相馬盆歌を聞いて元気になっていたけるような場所をつくりたいと願っています。